2024/07/31 06:30
Oss!セルドールバイヤーのさかなちゃんです。
今回は今後私さかなちゃんがずっと愛用していこうと思った薄口醤油について紹介いたします。
それがこちら!
薄口醤油の『彩り』です。
これが本当に美味しい!でも今回特筆すべきはその美味しさよりも香りの性質にあります。
この醤油は香りが爽やか、しかも『引きが早い』のが特徴なんです。
■薄口醤油と濃口醤油の違い
まずこの『彩り』を語るために薄口醤油と濃口醤油の違いから語っていきたいと思います!
・塩分濃度
塩分濃度の比較ですが、塩分濃度は薄口醤油のほうが若干濃いです。大体2%ぐらい。
・醤油の香りの濃さとうま味
香りの濃さ、旨味の強さは濃口醤油のほうが強め。薄口醤油は軽めになっています。
香りが強くて旨味が濃いほうが美味しい調味料なのではないか?とゆう印象を受ける方もいるかもしれませんが、
この濃さが邪魔してしまう料理のカテゴリがあるのです。
■濃口醤油が苦手なこと
濃口醤油は旨味と香りが強いため、醤油自体の香りを立てる必要のある料理に向いています。例えば焼き鳥や焼肉のタレ。これは『焦がす』工程でより醤油の香りを立てることができるので濃口醤油が向いています。
ですが濃口醤油は香りがしっかりしているので、素材自体の香りよりも強く香ってしまうことが多いです。
その弱点をクリアしているお醤油が薄口醤油なんです!
■薄口醤油は『素材を引き立てる名脇役』
薄口醤油は香りもコクも濃口醤油より薄いです。ですがこれは計算された薄さなのだと思います。なぜなら素材自体の香りを邪魔しないお醤油だからです。
それを特に感じたのが前回の生姜焼きのレシピを作る実験の最中でした。
このレシピを作る際に、濃口醤油とうちで取り扱いのある薄口醤油『彩り』を使って比較したのですが、圧倒的に生姜の香りの立ち方が薄口醤油のほうがよかったんです!!
勿論濃口醤油の良さもあるのですが、旨味の中に爽やかさを出したい生姜焼きを作るときは薄口醤油がよかったんです。
勿論そのあとほかの薄口醤油でも実験をしたのですが、その中でも彩りは群を抜いた使いやすさでした。
■醤油の香り『引きの良さ』が決め手
前述したとおり、この彩りは特に醤油自体の香りの引きが早いです。下手なお醤油の香りの『くどさ』が一切ない。
お料理を作った際に最初の醤油の香りがふわっと香りますが、そのあとに出てくるのは素材であったり、出汁の香りがグイグイ主張してくるんです!
特にお出汁を大事にする和食なんかだと、素材の香りの立ち方で全く違う料理に変貌します。
そんな時にこの『彩り』は名脇役に徹して最高にいい仕事をしてくれると確信しています。
■最後に
最後にどんな料理に使ってほしいかですが、煮物であったり、なんだかんだ寿司で使う『煮切り醤油』なんかに使ってもらえたら最高に美味しいと思います。
醤油自体のお魚の臭みを消す効果もしっかり機能しているので、お魚料理にはもってこいのお醤油です。
これからもこの『彩り』を使ったレシピをどんどん作っていくので、是非チェックをお願いします。
■紹介した彩りはこちらから購入できます!是非試してみてね!
■濃口醤油をお探しの方はこちらの『味わい』がお勧めです